エピソード一つ。幼児の頃あまりにも目線合わなさすぎて保健所に連れてかれたら「極度の人見知りです」って言われたらしい。
そして逆手バイバイもしてたらしい。モノホンじゃんか。(詳しいことは調べてね)
子供の頃はASDが広まってなくて「コミュニケーションが下手くそで目線合わせない運動音痴な変な子」でした。小学校の卒業アルバムに「これからも首傾げながら話してね」って書かれてたし。それ自閉症のアレじゃん。
今も目線合わなくてコミュニケーション下手で変な子だけど。
でも大人になってから分かるんですよね。
明らかに良くなってると。
以前よりは食べる時よく噛むようになったし。
以前よりは食べる量調整してるし。
以前よりは運動出来るようになったし。
以前よりは人の話聞けるというか周りに話振ったり相槌うてる。会話に参加するタイミングは分かった。
以前よりはね。練習だの努力だのしてないです。ただ好きな事して生きてただけ。
未だに目線合わせるの苦手だけど。爪もいじるし。みんな静かだと一方的に話すし。
最近「大人になってから気がついた!生きづらい!」ってあるじゃないですか。
ああいうの理解出来ないんですよ。
だって自分は昔知ってるから。昔と比べたら大分マシになってるのに気がついて逆に楽しいんですよね。
子供の頃って発達障害で生きづらいのはないでしょ。(別の病気で辛かったが)
「自分人とちょっと違って先生に怒られる事多いなあ、嫌だなあ」くらいの。
ある意味目に見える行動とかに出てて自分でも「変だな」と理解してたのがデカいんですかね。開き直りというか。
なんかの本には「配慮しすぎて回避させすぎると大人になってから辛くなる」って書いてあった。
俺は好きな事なんでもやらせてもらった、というか親が一流とかを求めなかったというか…。
なんか面白そうだったから公文とかベネッセとかサッカーとかやってたし。やめたかったらやめれたし。小学生の時にサッカー始めて辞めて数年後またサッカーまたやりたい!ってなった時は反対されて折れた。
体育の水泳で泳げない人向けのブクブクだけして終わりが嫌だったから水泳通ってクロールだけど50m泳げたし。
スキー遠足の前もスキー連れてってくれて練習して本番では転けながらも割と滑れた。
一番はパニック障害で不登校の時引き篭もらせてくれた事ですかね。あれなかったら死んでたよマジで。
まあ親がのびのびと育ててくれたのデカいですね。ゲーム規制なかったから家帰ってさっさと宿題終わらせてずっとゲームする人間だったが。
でも「宿題やっときゃ文句言われない」「テストで点取ればなんか買ってくれる」(数百円の)とかありました。
親に感謝ってこういう事だなと。恥ずかしいし簡単には口に出せないけど。
というか子供の頃も逆にアッパー系のコミュ障だったおかげで誰彼構わず一方的に話しかけてなんやかんや仲良くなれた例もありますし。いじめ受けなかったのもそれかな〜って。いじられまくったけど。
いじられるのは嫌いじゃないよ。分かってくれてるからこそ。本当に落ち込んだ時には優しくしてくれる人達だったから。
発達障害ってそのまま「発達の遅い障害」じゃないすか。
俺遅いだけで成長してるんすよ。
なんならASDのおかげでうまく生きれてるというか。
だから大人の発達障害の人の辛さ分からないんですよね。
ごめんなさい。